RESORT

プールに浮いているサングラス

ハイブリッドリネン スキッパーポロ・PT MALPENSA Safari・PELICO SUNNY SDスリッポンを着用した男性

憂鬱な梅雨の先に待つのは…、
そう、バカンスシーズンです。
今からどう過ごすかを妄想するだけで
思わず口元が緩んでしまいますが、
その心トキメクリゾート地での日々もAOUREはしかと支えます。
今回は、それを実感するアイテム&着こなしを。

バカンス最大の目的は伸び伸び羽根を伸ばすことに他なりません。南国の地で過ごす非日常は、蓄積してきた疲労と緊張を解きほぐす効果があります。その空気にかまけて、同地のセオリーパンツたるショーツもこれまで疎遠だったお色を手に取ってみてはいかがでしょう。ホテルのスイートから併設するプールサイドまでも行き来できそうな一本は、行動のムシをより刺激します。
そのトップスはあえてクリーンな白シャツで。鮮やかな色に臆病な方でも身近なアイテムを取り入れるだけでハードルは下がり、白の魔法でより映えることでしょう。

大切なパートナーとのディナーや豪華客船でのパーティー、カジノでスリルを堪能するのも悪くありません。気が置けない場所へ赴いてもセットアップが活躍してくれる場面は思いのほか多いものです。となれば、こんな面々は頼もしいかと。見た目はいつもと変わらぬセットアップスーツも、ジャケットは裏地のない軽やかなハイストレッチ。ワンタック仕様のスラックスはイージー仕立てでキックバックに優れます。そのインナーには上質感を携えたエレガントなカットソーを挿せば、どのシーンでも胸を張れること確実です。

プールの隅に置かれた二つのグラス

リゾートホテルに併設した和やかなムード漂うプール、砂浜と海のコントラストが美しいビーチ。水辺で過ごすひとときは、昔も今もとびきりの開放感に浸れることができます。となれば、身につけるアイテムもいつもより大胆な選択を。みずみずしい水面と呼応するかのような清々しいお色のカットソーはまさにおあつらえ向きで、その下はボタニカルモチーフを全面にあしらった一本を推奨。100年以上の歴史を誇る世界的テキスタイルブランド、LIBERTY社の面目躍如たる楽しい総柄は、心のワクワクをいっそう後押ししてくれるでしょう。

2つのパラソル

プールサイドで英気を養う。現地の名所でインスピレーションを得る。夜の街に繰り出し存分に楽しむ…。リゾート地でのTO DOリストに制限はありません。シーンに合わせて着替えるなんて時間すら省きたいほど。となれば、リネン素材のニットセットアップは妙案となりえます。ご覧のようにダブル仕立てのジャケット型ゆえ、素材特有の快適さは担保しながら見た目はしっかりとした印象。ショーツも高級感のある見た目ゆえズボラとは無縁です。さらに、インナーのリーフプリントをチラリとのぞかせれば一目置かれることは必至です。

引き締めるブラックや落ち着きを取り戻せるグレーなど、普段の生活から色がもたらす効能は誰もが感じているはずです。バカンス時ならば高揚や開放のトリガーになりうる色が理想的かと。日差しによく映えるビタミンカラーや若々しさが増すピンクなどは選択の最上位。さらに、そこへひとさじの演出を加えることで周りの目も変わります。ベージュの一本は若造に見せないいいアシスト役となり、アイボリーのパンツはトップスの引き立て役として格好。総柄ながらシックな色味のショーツは、緊張と緩和の好バランスを生む調整役として機能するでしょう。

LIBECO ベルジャンリネンシャツ・H.Liberty ショートパンツ・レザーサンダルを着用した男性

リゾート気分を大いに満喫するのであれば、“Tイチ”にショーツはもはやユニフォームです。とはいえ、多くの観光客で賑わう同地においては、近所のコンビニへ、なんて気の抜けた出立ちではきまりが悪いのは明白。例えば、ニットのようなふっくらとしたタッチながら、特殊加工により光沢を携えた一枚は格好のアイテム。そこへ合わせるショーツはマイルドな色味のモノがいいでしょう。透け感を抑える程よい厚みと織りで表現したヘリンボーン柄という節度をわきまえた一本は、無難とワル目立ちの双方を回避する良い手立てになります。

誰もが大胆になれるマリンリゾートでは、色鮮やかな配色や柄の多用に身を委ねた方々が多くいらっしゃいます。そんな状況を逆手にとるのもひとつの手。そこでこちらのTシャツです。あえて落ち着いた色味を選び大人としての余裕を匂わせつつ、大柄なリーフプリントで視線を釘付けに。程よくゆとりをとりながらスッキリと仕上げられたスタイリッシュなパンツも、プリントの色を拾ったカラーパンツで。それにより、バカンス気分を損なわず、大人としての体裁も保ちながら、同時に周りとの差別化も図れます。