今を生きる大人たちをAOUREは陰ながら支えてきました。
その中には、第二の人生を新たに踏み出し、
挑戦し続けている方もいらっしゃいます。
元プロサッカー選手の槙野智章氏もそのひとり。
引退後も多方面で活躍を続ける現在の心境や
AOUREとの関係について、
彼の声をもとに紐解きます。

スタジアム背景

今を生きる大人たちをAOUREは陰ながら支えてきました。
その中には、第二の人生を新たに踏み出し、
挑戦し続けている方もいらっしゃいます。
元プロサッカー選手の槙野智章氏もそのひとり。
引退後も多方面で活躍を続ける現在の心境やAOUREとの関係について、
彼の声をもとに紐解きます。

プロサッカー選手としてのキャリアに終止符を打ち、現在はあらゆるフィールドで活躍を続ける槙野智章氏。そんな現状を彼は「正直、出来すぎ」と話しこう続けます。「引退後は苦労すると周りからは聞いていました。ただ、仕事の量も幅も、自分が思っている以上のことをやれていると思います。まあ、それでもうまくやれているかどうかは正直分からないんですけどね」。それもあってか、今現在の自己評価を聞くと「70点」と少々辛め。とはいえ、そんな現状でも「楽しい」と表現するその根底には独自の考えがある。

「それは当然ですよね。違う分野に挑戦しているわけですから。反省しっぱなしですけど悩むというよりむしろ面白いが勝つ(笑)」。そのメンタリティが彼のセカンドキャリアを支えているのかもしれないが、それだけではないと続ける。「当初から引退後に何かを始めるのでは遅いと考えていました。そのため、23歳時には芸能プロダクションに所属していましたし、会社を起こしたのもわりと早い時期」。その行動の早さはひとつの考えに基づいてのものだ。「先輩方は『引退後は周囲から人がいなくなる』と口々に言います。だから、プロサッカー選手の槙野智章ではなく、ひとりの人間としてフォーカスしてほしかったんです」。

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当然、環境は一変。身につけるものに変化も生じてきたと槙野氏。「スポーティーな軽い装いは減りました。昔と違い今は普段からいち大人として見られていますので、常に襟元は正す必要があります」。そこで活躍してくれるのがAOUREだとか。「監督業や解説業では、ラフ過ぎず、カッチリし過ぎないAOUREがなにかと重宝します。それに、僕は筋肉質なので柔軟な生地が助かるんですよ。スポーツ選手が一番欲している服だと思います。DEVICE1もそう。今回初めて履かせてもらいましたがボールを蹴れるんじゃないかっていうぐらい動きやすい。ほんのり品もあるので大人に嬉しいですよね」。

引退直後の心境を問うと、彼は「期待しかなかった」と笑みをこぼします。「外のことをもっと知りたいとずっと思っていました。やっぱり、自分の知らないことを知っている人とお仕事をするのは楽しいですよね」。そう、彼は常日頃から自身の成長のための刺激を欲していたのです。そんな彼に、第二の人生を歩む上での助言を請うと真っ先に「失敗した方がいい」と胸を張ります。「失敗しているということは、少なくとも何かしら行動には移しているということ。動いて、失敗し、何かを掴む。その繰り返しがきっと糧になります」。幾度となく失敗をしてきて今があると言う槙野氏だけに、やはり言葉の重みが違う。そしてまた彼は、ひた向きに、前向きにこれからも歩み続けていくのだ。

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profile

1987年5月生まれ。広島県出身。プロサッカー選手として、Jリーグのサンフレッチェ広島、浦和レッズ、ヴィッセル神戸に加え、ブンデスリーガの1.FCケルンでもプレー。攻撃的ディフェンダーとして守備だけでなくオフェンスでも存在感を放つ。日本代表としてはロシアW杯に出場し、決勝トーナメント進出に貢献。2022年をもってキャリアに終止符を打ち、現在はサッカー中継の解説やピッチレポートに加え、2024年シーズンより神奈川県社会人1部リーグ所属の品川CCの監督に就任。また、経営者としての顔も併せ持血、朝の情報番組『Day Day.』の月曜コメンテーターも担当するなど多方面で活躍中。