HUNTING WORLDは、冒険家である創設者ロバート・M・リー(通称:ボブ・リー)が、1965年に設立したブランド。アフリカでサファリツアーを経営していたボブ・リーは、ツアー客が持参するバッグや、自らが世界中を旅する中で、当時主流であったキャンバス製のバッグの機能面に不満を抱き、やがて自らの経験から冒険を共にすべきバッグの開発に着手します。こうして完成したのが過酷な環境下でも荷物を守る理想の生地として開発したオリジナル素材「バチュー・クロス」でした。軽くて耐久性の高い素材開発と使いやすい機能デザインを生み出すラグジュアリーなバッグブランドは、当時としては画期的な存在だったのです。
「バチュー・クロス」を用いた製品はそのクオリティを担保するため、熟練した職人が集うイタリア・フィレンツェの小規模なファクトリーで、ひとつずつ手仕事で制作されています。その品質へのこだわりと、高いデザイン性、ディテールのひとつひとつにまで目の行き届いたクラフツマンシップは、いまも変わらぬHUNTING WORLDの矜持。ブランドを拡大した今日もなお、その精神はすべてのコレクションに貫かれ、世界中のファンから支持されています。